第2回

 
 
 「安心論題」学習会主催の聞法の集い第2回が、平成15年9月4日(木)午後7時半より奈良教区三山組正福寺さん(奈良県橿原市)で開催されました。三人の講師陣が法話をして、久堀先生がまとめの御法話をしました。最後は、参詣した皆さんとの御示談・座談会を行いました。お定飯や葬儀を終えての奈良行きで、結構疲れました。けれど御法座を終えての帰宅は、充実感を覚えたものでした。

 正福寺住職の福島俊之先生が今年一月急逝され、「安心論題」学習会をいつも楽しくして下さっていたのですが、本当に淋しくなりました。先生のご尽力で新しく山門・本堂・庫裏が立派に再建されていました。若院さんも坊守様と一緒に、先生方・ご参詣の皆さんを一生懸命ご接待されていました。福島俊之先生はいらっしゃいませんでしたが、きっとこの「聞法の集い」を微笑ましく見守ってくれてたのではないでしょうか。

 

 

昔からの村のお寺さんで、村の中心にありました。火星が地球に大接近しているという夜で、月の横に明るく輝く火星が見えました。

  こちらも再建された本堂ですが、夜の本堂もなかなか趣がありますね。

 

1番手東大阪市浄向寺の西原法興先生、2番手の浄慶寺住職の写真は坊守が撮り忘れたのでありません。3番目に京都府京田辺市西光寺住職の南昭哉先生が、ご自身の経験から、お話しされました。感銘深くお聞かせ頂きました。   まとめの法話の久堀勝敏先生です。「聴聞もチョロチョロ参っちゃあかん。くり返しくり返し聴聞しなされや。」と皆を励ましてくれました。

 

司会は、橿原市報恩寺の森茂先生でした。家内のデジカメ撮影、今一ピントが合わず、すみません。フラッシュを焚かずにオート撮影すると、ブレやすいみたいですね。気をつけましょう。参詣者の写真が無くて、これまたすみません。もっとお参りの様子をお知らせできたのですが・・・・これから気をつけます。

 

御示談では、どんな質問をされるのか少しドキドキしました。

私達は、法座を重ねて何度も聴聞して行かなくてはなりません。「ひとつことを聞きて、いつもめづらしく初めたるように、信のうへにはあるべきなり。」『蓮如上人御一代記聞書』・・・教を味わうという法味は無尽です。心境の変化や年齢の推移によって、同じ話でも受け止め方は変化していきます。お念仏の話を何度聞いても、「初ごと初ごと」とおどろき、新鮮に喜びたいものですね。

   
     

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