新緑が心地よく、私たちの目を楽しませる好季節到来。平成16年5月12日(水)第5回門徒会旅行に出かけました。今回のバス旅行は、奈良・京都方面です

 

奈良市佐保台にある光雲寺さんを訪問しました。光雲寺さんは、久堀勝敏先生が開かれた新しい真宗寺院です。昭和42年に念仏道場を宇治市につくり、地道な布教伝道活動が実を結んで、平成元年、現在地に門徒会館・庫裏が新築され、平成3年には、本堂が落成。平成5年5月5日に本堂落慶法要を勤修しました。

仏参のあと、私たちのために御法話をして下さいました。どこからあのバイタリティーがわいてくるのでしょうか?先生の話術に引き込まれながらも、きっちりご安心の大切さをお聞かせ頂きました。朝早く起きて来たせいか、眠たい人もいたかと思いますが・・・眠る人は誰もいません。

仏参、ご法話と続いて門徒会館や茶室、庫裏なども拝見させて頂きました。庫裏やお庭は、隅々まできれいにお掃除されていました。きっと坊守様や若坊守様が日頃からお掃除されているのでしょう。

「はいチーズ!」光雲寺本堂正面にて記念撮影をしました。お寺のカメラマンは、いつもの堀義子さんです。旅行後は参加者の皆さんに集合写真を無料で配布してくれます。いつもすみません。恐縮です。

光雲寺さんから近くにある日本料理の「花鹿」で昼食をいただきました。お刺身が二皿も付いています。美味しかった!

「オウ ワンダフル! 腹へった〜。先ずは食膳の合掌ですよ。」

NHKハイビジョンでも見た気がするのですが・・・九体の阿弥陀さまで有名な浄瑠璃寺を訪ねました。京都府相楽郡加茂町にあります。 歴史を感じさせる庭園は、四季を通じて美しい自然を演出してくれます。新緑の季節でしたが、秋の紅葉もきっときれいなことでしょう。

池の中には、真鯉が泳いでいます。亀も何匹も甲羅ぼししていますね。可愛かった。 この三重塔の中には、東方の浄土である浄瑠璃世界の仏様の薬師如来が安置されています。

薬師如来をまつる三重塔から西に向かって浄瑠璃寺本堂を見たところです。浄瑠璃寺本堂は、九体の阿弥陀如来像(国宝)を安置する建物で、丁度屋根瓦の吹き替えをしていました。阿弥陀如来像をお見せできないのが残念ですが、是非お参りしてみてはどうでしょうか。むかし、阿弥陀仏のおられる西方浄土の世界をこのように知覚的に演出したのです。来迎往生の考え方に基づいています。宇治平等院も同じ考え方ですね。 ちなみに浄土真宗では、来迎往生は言わず、「不来迎の談にして来迎の義を執せず。ただし平生業成といふは、平生に仏法にあふ機にとりてのことなり。」(浄土真要鈔)・・・平生業成(へいぜいごうじょう)を説きます。現世で私が、ご信心をいただき、浄土往生の身に定まるのです。池の周りには、気品のある紫色の菖蒲(しょうぶ)の花がたくさん咲いていました。

京都府田辺市にある一休さんゆかりの「酬恩庵一休寺(しゅうおんあんいっきゅうでら)」を訪ねました。方丈正面に掲げられている一休さん直筆の「酬恩庵」の額。もちろん右から左へと読みます。 生垣の向こうに見えるのが虎丘庵で、一休禅師が京都東山から移して住まわれた庵です。ここで晩年を過ごされたと聞きました。

方丈中央に安置しいる木像は、一休禅師が亡くなられた年に、一休禅師自ら高弟の黒済禅師に命じて像を彫らせたと言われております。ちなみに頭髪とひげは禅師自らのものを植え付けたものです。 方丈庭園のお話を聞きました。きれいでお話の上手なガイドさんに「お酒のつまみになったり、ご飯によく合いますよ」と勧められ一休寺納豆を買って帰る人もたくさんいました。実は、私も買いました。浄慶寺の前にある和菓子の「おきなや」さんでも出している大徳寺ジョウヨウの饅頭の頭にのっているのが、おなじ一休寺(大徳寺)納豆ですね!

一休禅師を運んだ輿(こし)です。これを侍者4人でかついで、京田辺から都の大徳寺までの道程の往復に使われました。 帰りのバスの中は、日頃の練習の成果を披露するカラオケ大会となりました。午後6時半無事岐阜に帰着しました。

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